昨年に引き続き、道内在住の作家の皆さんが震災への想いを作品に込めた企画展を行います。
今年のタイトルは、「10年目の3.11」。
あれから10年か…と思っていた矢先、東北で大きな地震が起き、
どこか薄らぎかけていたあの時の記憶がよみがえりました。
その地震は、「終わってないぞ」というメッセージのようにも思えました。
ニュースで、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんが
聖火ランナーとして走る話が取り上げられていました。
そのとき印象に残ったのが、
『「復興五輪」のはずが、このコロナ禍で、
いつの間にかコロナに負けないぞという印象の五輪になっている。
故郷・福島で聖火ランナーとして走る以上、
しっかり今の福島を見てもらいたい』といった内容のコメントでした。
確かにこのコロナ禍で、すり替わってしまっているところはあるなと思いました。