【MOKUな人 ~ 農家訪問 & 2021年産新米レポート ①】
もうすぐ秋本番。今年もいよいよ新米のシーズンを迎えます。
猛暑の夏を乗り越え、北海道らしい涼しさを感じるようになった9月上旬、Agtの自然栽培米を作ってくださっている農家さんを訪ねてきました。
1人目は、北海道の真ん中に位置する町・芦別市にある「アグリシステム太田農園」の太田拓寿さんです。
農園の4代目である太田さんは、父・良雄さんが30年以上おこなってきた有機栽培をベースに自然栽培を開始。14年目を迎えた現在は、良雄さんと弟の啓允さんらとともに、「ななつぼし」・「ゆめぴりか」などのお米を作っています。
東京ドーム約8個分の面積を保有する太田農園。田んぼの周辺には、山ブドウや栗の木が生えており、リスなど野生動物の姿も時々見られるそうです。自然が豊かな場所で、太田さんのお米は作られています。
太田さんは、毎年安定した収量を保つために、田んぼをローテーションで休耕させています。その年に使用した田んぼは、次の一年を休ませることで地力が高まり、毎年安定したお米づくりができるそうです。
天気によって毎年味が左右されるという自然栽培米。今年のお米づくりについて太田さんは、「春は気温が低く、天気も良くないと思っていましたが、夏の急な暑さで稲の成長が早まりました。生育に欠かせないダムの水が枯れる心配もありましたが、何とか間に合ったという感じです。今年は台風が無かった事も良かったですね」と振り返ります。
例年より2週間ほど早い収穫期を迎えた事について、「猛暑のなかで順調に育ってくれたので、余裕を持ちながら、ゆっくり大切に収穫したいと思います」と話してくれました。
今年の自然栽培米は「ななつぼし」に加え、「ゆめぴりか」が2年ぶりに再登場する予定。また、有機栽培の「ゆきひかり」も入荷予定です。
太田さんの自然栽培米は、10月上旬~中旬の入荷を予定しています。どうぞお楽しみに。
☆ 太田さんのお米はAgtオリジナルの名前「道まんなか米」として販売。店頭またはあぁう米オンラインショップからご購入いただけます。
☆ 太田さんについてこちらの記事でも紹介しています。併せてご覧ください。
MOKUな人 Vol.6 太田拓寿さん(アグリシステム太田農園)
「こういう環境で自然栽培の米を作っていることを知ってもらいたい」 「MOKUな人」は、MOKUと関わりのある方やマガジンコンセプトに合った活動をされている方たちを紹介し…