「コーヒー」と生きる〜そして、一杯の向こう側〜第6話
無駄なことはひとつもない

無駄なことは、ひとつもない。
そう思えるようになるまでに、ずいぶん時間がかかりました。
そのときには無駄だと思っていたことも、点のままでは意味を持たなくても、やがて線になり、振り返ったときに、面として立ち上がることがあります。
うまくいかなかったこと。遠回りに思えた時間。投げ出したくなった経験。
その一つひとつが、あとになって、思いがけないところで自分を支えていることに気づく瞬間があります。
だから今は、結果が見えなくても、意味がわからなくても、「無駄だ」と切り捨てないようにしています。
無駄なことなんて、本当は、ひとつもない。
(文と写真:横井 力)
☆ 次回は3/1(日)の投稿です。

