美味しくて健康的な食事をムダにしないためにも、電子レンジを卒業しませんか?
電磁波が心身に与える影響を心配する方は、多々いらっしゃると思います。とはいえ、電磁波を日々の暮らしから切り離すというのはなかなか難しいもの。携帯電話やパソコン、タブレットなど仕事で使わざるを得ないものや、冷蔵庫や炊飯器なども日々の食生活に必要不可欠という方が大半だと思います。でも、少しでも身の周りから電磁波を出すものを減らすことができたらいいと思いませんか?
さて、家の中で電磁波を出す家電が集まっているのはどこだと思いますか? そう、キッチンです。中でも電磁波を一番出しているのは、食器洗浄乾燥機だそうです。あとは、IHクッキングヒーターや電子レンジ、IH炊飯ジャーなど。生活の中から少しでも減らせたらと思っても、どれも欠かせない…という方が多いと思います。その中で、「電子レンジを使うのをやめてみませんか?」というのが、今回のMOKUマガジンからの提案です。
店で電子レンジを使わない理由とは…
なぜ、電子レンジか。電子レンジが体によくない…らしい。と、耳にしたことがある方も多いと思います。実際、MOKUが運営する飲食店「Agt」には、電子レンジがありません。業務用のスチームコンベクションオーブンというものを用いています。なぜ、電子レンジを使わないのか。電磁波をたくさん出すものを使いたくないという思いと、電子レンジに使われる「マイクロ波」が体に及ぼす影響を考えてのことでした。
「マイクロ波」は、もともと兵器用に開発されたものです。水に反応して、熱を与えます。その原理を利用して誕生したのが電子レンジでした。兵器として用いられるようなもので温めた食材、食品に変化はないのだろうか? そんな疑問もあり、いろいろ調べた結果、Agtでは電子レンジを使わないことに決めました。かれこれ10年以上前の話になりますが、電子レンジがなくてもお店の営業に一切支障はありません。
脱・電子レンジで食材の栄養をしっかり取ってほしい
今、Agtでは定期的に、フォーマック社の「グランシェフ」というスチームオーブンのデモを開催しています。これは、お店に来ていただく皆さんに健康であってほしいと考えているからです。Agtは米屋でもあり、自然栽培米を扱っています。お客さまの中には、玄米を日々食されている方もたくさんいらっしゃいます。でも、よくお話を伺うと、たくさん炊いて冷凍し、電子レンジでチンをして食べているという方が多数…。電子レンジは食材の栄養価を壊してしまうといわれており、せっかくの玄米が台無しになってしまいます。美味しく、正しく食べていただくためにも、電子レンジの弊害を知ってもらい、脱・電子レンジ生活をしませんか?という提案をさせていただきたいと思っています。
フォーマック社・金田修也さんのデモは、電磁波やマイクロ波の勉強会も兼ねた内容になっています。電磁波やマイクロ波が与える影響のことをはじめ、前述した電子レンジで温めた食材は、栄養価がほとんどないということなどを教えてくれます。金田さんは、近年の栄養失調の人は、太っている人が多いという話もしてくれます。飽食の時代に栄養失調?と思われる方もいるかもしれませんが、それは、「チン」して食べるものが増えているからではないかという推測も…。
といっても、堅苦しい勉強会とは異なり、目の前で金田さんが手際よく調理をしながら楽しくお話をしてくれます。野菜や卵豆腐などの蒸し物は絶品です。野菜の味がこんなに美味しいとはと感激しますよ。玄米が炊けたり、魚や肉も驚くほど美味しく仕上がります。最後は、12品ほど(!)のたくさんの試食をみんなでいただきます。一度ぜひ参加してみてください。