微生物と食で持続可能な世界を！　10月31日、11月1日イベント開催

出雲で、発達障がいと呼ばれる子どもたちのため、利他の心で「ゆめの森こども園」を運営している前島由美さん。「食」が子どもたちの脳や体にいかに大切かを、現場での経験をもとに訴え、子どもたちの食を守ろうと「オーガニック給食」の実現のために、フーズフォーチルドレン（FFC）を立ち上げました。今年からは、オーガニック給食を入り口に、意識を農業や地球環境にも広げ、「ケミカルフリーな食と農」を支えるべく活動を展開しています。その想いに賛同した人たちが全国各地で支部を立ち上げ、活動を推進しています。今回、北海道支部の立ち上げを記念した前島由美さんの講演会が行われます。前島さんがどんな想いでFFCを立ち上げたか、今子どもたちが直面している問題と食の関係などについて話してくれます。また、前島さんは、子どもたちと人類・地球の未来のための「クラスピア構想」を携えて札幌に来てくださいます。前島さんが考えるクラスピアとは、自然と人の意識が溶け合い、全てが循環する村、微生物たちが主役の村、全ての子どもたちが生まれ持った才能を「体験」から存分に開花させることができる学び舎の村、お金が特別な価値を持たず生死を分けない新時代のお金の仕組みを皆んなで考える経済自立する村、自給自足、自然エネルギーの循環、物物交換‥などお金はなくても一人一人に備わった力（体力を含む）や、得意なことで貢献し、支えあって暮らしていく貢献の村、全国各地、世界からも移住でき、肌の色も宗教も、全て丸ごとを受け入れて、みんな仲良く暮らしていく地球村というイメージだそう。10月31日の今回の講演では、フーズフォーチルドレン、クラスピアのお話が聞けます。2部制で、1部は前島さんの提案で、映画「蘇生Ⅱ」の上映と微生物研究家の比嘉照夫さんのオンライン講演。2部は前島さんの講演会を行います。翌日11月1日には、北海道支部キックオフ会としてAgtでランチボックス付きの交流会やオーガニックマルシェも開催します。