北海道からブラジルへ移住が始まって100年。          これからも2つを繋いでいきたい 「ブラジルフェア」開催

 

今年は、北海道からブラジルへの移住が始まってちょうど100年という節目の年。夏にはこれに関連するイベントがいくつも行われました。ブラジルとのつながりが深い札幌在住のボサノバシンガーでサンバダンサーでもある若本香織さんは、これからも北海道とブラジルの絆が続きますようにという願いを込めて記念の楽曲「Hokkaido Brasil 100 anos」を日系ブラジル人ミュージシャンのカカ・ノムラさんと制作。現地で行われた式典にも招待され、ブラジルに暮らす日系人の方たちへCDを届けました。

実は若本さん、アマゾンで収穫される黒コショウなどの販売も行っています。黒コショウの品質や風味の良さは、プロの料理人からも高い評価を得ており、今やすっかり人気商品に。現在は、カシューナッツやカカオなども販売しています。若本さんがこれらを販売するきっかけは、8年前。元々WEBデザイナーで、ネットショップの制作依頼が増える中、自分でもネット販売する実績を作りたいと思い、せっかくならゆかりのあるブラジルのものをと考えたそう。そこで思いついたのが、お土産でいつも買っていた黒コショウでした。

北海道から移住した黒コショウ栽培をしている日系人を紹介してもらい、そこで出会ったのが梅沢農園の梅沢保司さん。若本さんは、アマゾンで無農薬・無化学肥料で栽培している梅澤さんの黒コショウの香りと風味の良さに驚いたそう。また、日系の移民たちが行ってきた持続可能な生産ができる森林農法にも感銘を受けます。

若本さんは、毎年8~9月の収穫期になるとアマゾンの梅沢さんのところを訪ね、自ら収穫作業を手伝っています。一見アウトドアが苦手そうにも見える若本さんですが、行った際には、アマゾンの川で泳いだり、満天の星空の下で眠ったり、なかなかワイルドです。

さて、北海道ブラジル移住100年の2019年も残すところ1カ月半ほど。以前から黒コショウの販売を行っていたAgtを会場に、11月24日(日)から30日(土)まで、ブラジルフェアを開催します。期間中は、若本さんが撮影したブラジルやアマゾンの様子の写真を展示するほか、黒コショウ、カシューナッツ、カカオニブ、チョコレート、ブラジルのアクセサリーなどの販売を行います。24日(日)は、ブラジルでよく食べられるタピオカクレープ作りのワークショップ、25日(月)~27日(水)15時からは若本さんによるお話会(アマゾンのことや、梅澤さんたちの暮らしなど興味深い話がたくさん!)、30日(土)夜にはボサノバライブなども予定しています。詳細はこちらから。