3.11に想う…。Agtウォールギャラリーで、4月1日から「9年目の3.11」の展示を開催

2011年のこの日、あなたは何を感じ、何を想っていましたか?

2011年3月11日、東日本大震災が起きました。この震災によって、いろいろなことが大きく変わったという方がたくさんいらっしゃいます。家族、友達、仕事、日々の生活…、当たり前にあったことが当たり前ではなくなりました。また、自分たちの生き方や在り方を考え直すきっかけになった方もいらっしゃると思います。

前に向かって進んでいる方もいれば、苦しみや悲しみの中にいる方もいるでしょう。年月が経つと、おおかたの記憶や体験は風化していくものです。でも、風化させてはいけないこともあると思います。そして、あの時感じた痛みや悲しみが今どう変化しているのかを振り返り、感じることも必要だと思います。

北海道内の絵本作家らが集まり、それぞれの視点で今想うことを作品に表現した「9年目の3.11」。旭川のこども冨貴堂からはじまり、旭川鷹栖図書室を経て、4月1日(水)からAgt2階のウォールギャラリーで展示を行います。12人の作家たちのメッセージを通して、今一度、東日本大震災について、そのあとの自分たちについて考えてみませんか。

 

Agtができたきっかけは、大切な人たちを災害から守りたいという想いでした

阪神淡路大震災の後、代表が一番最初に作った「あじと」。ツタに覆われた一軒家でした。建物老朽化のため、残念ながら昨年解体しましたが、ここを始めたときの想いは今の場所でも引き継いでいます

 

Agtは、阪神淡路大震災の後、代表の奥村大亮が「災害など何かあったときに家族や仲間たちを守れ、仲間たちと集まれる場所を作りたい」と立ち上げたのがはじまりでした。震災ボランティアとして神戸を訪れた際、崩れた街の姿を目の当たりにし、自分にできることは何か、大切な人たちを守るためにどうすればいいかを考えたのが場所作りのきっかけでした。今でも根っこにある防災への想いは変わらず、自分たちのできることを常に考えています。そんな想いなども、「9年目の3.11」に合わせて紹介できればと思います。

昨今のコロナウイルス感染の騒動しかり、何か大きなことが起きるたびに私たちは「お前たちはこれでいいのか」「お前たちに何ができるのか」と問われているような気がします。「9年目の3.11」の展示を通じ、自分たちの在り方やできることを一緒に考えるきっかけになればと思います。