日本人の主食・お米の話 其の二 ~お米の栄養~

前回紹介したように、日本人にとって神聖であり、日々の食事に欠かせないお米。では、そのお米の栄養はどうなのでしょうか? 最近は、糖質オフでお米を敬遠する方も多いようですが、実際のところお米は悪者なのでしょうか? 今回は、お米の栄養について考えたいと思います。

 

優れたアスリートはご飯やお餅を食べている!

お米の主成分は、炭水化物77%、たんぱく質6%、脂質1%など。このほか、ビタミンE、マグネシウムなども豊富です。お米は消化吸収率が98%と高く、体を動かすためのパワフルな原動力になります。炭水化物を悪くいう人もいますが、炭水化物は日々の活動には欠かせない栄養素です。近年は、持久系のスポーツ、たとえばマラソンなどの選手がお餅を食べてからレースに挑むという話も聞きます。

また、お米のたんぱく質にはアミノ酸がバランスよく含まれていて、卵のたんぱく値が100なら、白米は81で、79の牛肉や70の大豆よりも数値が高いのです。アスリートの中には、筋肉量を上げるために肉ばかりでなくご飯をしっかり食べているという人もたくさんいます。

 

子どもの朝食に、脳を活性化させるご飯を!

近年、授業中に居眠りをする小学生が増えたと聞きます。それらの子どもの多くが朝食抜きで登校しているそう。また、キレやすいタイプの子も朝食抜きが多いと指摘されています。それはなぜなのでしょうか。脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖です。脳は常に一定の速度でブドウ糖を燃焼しています。そのため、そのブドウ糖が不足すると脳の機能がダウンし、眠くなったり、注意力や判断力が散漫になってきます。子どもの頭は、大人と違い体のサイズに比べて大きめ。よりブドウ糖を必要とします。脳を活性化させるためには、ブドウ糖を補っていかなければなりません。それなら、砂糖や甘味、果物などを食べさせればいいと思うかもしれませんが、これらは血糖値を急激に上げてしまうため、炭水化物(糖質)から摂取するのがベストなのです。その中でも、ご飯は群を抜いて優秀。お子さんのいるご家庭では朝食にぜひご飯を取り入れてほしいですね。

 

食べ方次第で、ダイエットにも大活躍のご飯

ご飯は太りやすいと思っている人も多いようですが、これは大きな間違い。食べ方次第でダイエットにも役立ちます。ヘルシーといわれる日本型メニューは、主食のご飯を中心に、味噌汁、魚や肉、野菜や海藻を用いたおかずを組み合わせたもの。炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質の栄養バランスがとても良いのです。世界的にも、ご飯を主食とした日本食は健康的であると注目されています。逆に、ご飯を食べないでダイエットした女性たちの多くが実は隠れ肥満だというデータも…。美容と健康のためにも、上手にご飯を食べていきたいですね。

 

とっても手軽に、バランスの良い日本型メニューを!

とはいえ、ご飯を炊くのが面倒…、おかずを用意するのが大変…なんていう声が聞こえてきそうです。そんな人にたちに、おすすめなのがAgtのこめサン™です。北海道の自然栽培米を用いたご飯のシートに、バランス良く具材をサンド。しっかりたっぷり具材も入っているので、ご飯とおかずを一度に食べている感じです。しかも、飽きない味ばかり!これに、お湯を注げば味噌汁になるみそ玉をセットにすれば、パーフェクト!!! 新しいスタイルの日本型メニューといえるかもしれません。使っている食材はどれも厳選した安心安全なものばかりなのもうれしいですよね。テイクアウト、デリバリーも対応しているのも便利です。忙しい日や疲れた時、元気が欲しい時、たまにはいつもと違うご飯を食べたい時、ぜひ利用してください。

「日本人の主食・お米の話 其の一 ~お米の歴史~」はこちらから

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